苗を植えてから約2か月。ようやく、ナスの一番果がしっかり育ちました。定規と並べてみたら、ヘタの下から先端まで約13〜14cm。千両2号としては理想的な収穫サイズです。
表面はピカピカに光っていて、いわゆる「ナス紺」がきれいに出ています。これは水分と肥料が足りている証拠。穫り遅れると種が固くなったり皮が硬くなったりしますが、今回はちょうどいいタイミングで穫れました。
記念すべき一本目。さて、どう食べようか——それを考える時間も、家庭菜園のごほうびですね。

▲ 株でしっかり育った千両2号

▲ 約13〜14cm。理想的な収穫サイズ
きゅうりに、くるんと曲がった実が出てきました。スーパーで売っているまっすぐな姿を見慣れていると「育て方を間違えたのかな」と不安になりますが——これは病気でも失敗でもありません。
いちばんの原因は、いまの季節そのもの。梅雨どきの日照不足です。曇りや雨が続くと、葉が光合成でつくる養分が足りなくなり、実のすみずみまで均等に栄養が回りきらない。すると、片側だけ生育が遅れて曲がってしまうんです。

▲ 梅雨の曇天が続くと、こうした曲がり果が出やすい
- 日照不足(梅雨どきに最多)— 養分が均等に回らない
- 株の疲れ・着果のしすぎ — 実が多すぎて栄養が分散する
- 水分・肥料の不足 — とくにカリ不足で形が乱れやすい
どれも「生理的なもの」で、病気ではありません。味も栄養も、まっすぐなきゅうりとまったく同じ。むしろ家庭菜園ならではの“勲章”だと思っています。
曲がった実は早めに収穫して、株の負担を抜いてあげるのがいちばん。栄養が後から育つ実にしっかり回るようになり、次の実がまっすぐになりやすくなります。梅雨明けで日差しが戻れば、自然と形も整ってきます。あせらず見守ります。
アイコも真っ赤に色づいた実から順に収穫しています。きれいな卵型、ヘタもピンとしていて鮮度ばつぐん。果皮に見える細かい点々はアイコによく出るもので、品質には問題ありません。
緑の実もまだまだ控えていて、しばらく毎朝の楽しみが続きそうです。

▲ 完熟したアイコから順に収穫
- ナス「千両2号」初収穫(約13〜14cm・ツヤ良好)
- きゅうりに曲がり果 → 梅雨の日照不足が原因、病気ではない
- アイコは完熟から順次収穫中、緑の実も多数
- 梅雨の湿気対策として、実のヘタ付近の枯れた花がらはこまめに除去
初収穫の一本は、何回育てても特別なものですね。そして「曲がったきゅうり」を失敗だと思わずに、季節のせいだと知って受け止められること——それも家庭菜園が教えてくれることのひとつだと思います。まっすぐじゃなくてもいい。梅雨の空の下で、それぞれのペースで実っていく。今日のバルコニーは、そんな景色でした。
梅雨明けはいつになるのか。
初収穫のナスはどう料理したのか、
そして“世界一高い夏野菜”の原価計算は——
引き続き見守ります。
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