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【第14回】ナスの異変は三重苦だった|石ナス・アブラムシ・ハダニをAIと診断〜農薬散布まで






第14回|ナスに異変!石ナス・アブラムシ・ハダニ発見〜農薬散布まで完全記録


AIに教わる夏野菜づくり|第14回

ナスに異変発生!
石ナス・アブラムシ・ハダニ〜
農薬散布まで完全記録

2026年6月14日|カザネ+

朝の見回りで気づいた、ナスの小さな変化。よく見ると実が黒くシワシワ。葉をめくると黒い点々。茎には星形の白い跡……。今回は「石ナス」「アブラムシ」「ハダニ」という三重苦をAIクロロと一緒に診断し、農薬を買いに行き、散布完了するまでの一日をまるごと記録しました。

目次

🍆
最初の異変:実が黒くシワシワに

朝のバルコニー見回りでナスの実が小さいまま止まり、がくが黒く反り返っているのに気づきました。普通ならツヤツヤと育つはずの実が、まるで乾燥してしまったかのようにボコボコ・シワシワの状態です。

黒くシワシワになった石ナスの実
石ナスの実のクローズアップ

クロロに写真を見せると、すぐに「石ナス」と診断が出ました。

💬 クロロより
がくが黒くシワシワになって、実の表面もボコボコしています。これは典型的な「石ナス」の状態です。もうこのまま大きくなることはないので、早めに取り除いて次の花・実にエネルギーを回しましょう。

📖
石ナスとボケナス、何が違う?

「石ナス」と「ボケナス」は混同されがちですが、実は原因も状態もまったく別物です。

項目 石ナス ボケナス
見た目 小さいまま、シワシワ・ボコボコ 大きいが色がくすみ、ツヤなし
触感 カチカチに硬い フカフカ・スポンジ状
中身 種なし・硬い 種が大きく茶色く変色
原因 受粉失敗・肥料不足・害虫 収穫が遅すぎた
一言で 育たなかったナス 育ちすぎたナス
💡
今回は「石ナス」でした
実が小さいままシワシワになり、がくが黒く変色。収穫遅れではなく、受粉失敗+害虫ダブルパンチが原因でした。

🔍
葉の裏を確認→アブラムシ発見

石ナスを取り除こうとしてよく見ると、茎に白い点々が。クロロから「葉の裏を確認してみて」とアドバイスをもらい、めくってみると……。

葉の裏に黒い点々アブラムシ

葉脈の周りに散らばる黒い小さな点々。これが黒アブラムシです。ハダニより粒が大きく、色が黒いのが特徴です。

🕷️
さらに茎を見ると→ハダニも発見

続いて茎を拡大してみると、星形(放射状)の白い跡がびっしり。これはハダニが吸汁した跡と脱皮した殻の典型的な見た目です。

茎に星形の白い跡ハダニの痕跡
茎の白い点々
⚠️
水洗いでは追いつかない密度でした
ハダニの数がかなり多く、霧吹きだけでは対処困難と判断。今日中に農薬での対応を決めました。

🐛 アブラムシ
  • 黒または緑の小さな虫
  • 葉の裏・新芽に集まる
  • 葉がべたつく(排泄物)
  • 放置すると他株に広がる
🕸️ ハダニ
  • 白〜赤の極小さな虫
  • 茎・葉に星形の跡を残す
  • クモの巣状の糸を張る
  • 乾燥した環境で爆増する

💊
選んだ農薬と散布の手順

アブラムシとハダニ、両方に効く農薬として選んだのが「ベニカXファインスプレー」(住友化学園芸)。ナス・きゅうり・トマト全てに使えて、そのままスプレーできる手軽さが決め手です。

収穫前日数に注意!
ベニカXファインスプレーのナスへの使用は収穫3日前まで。散布前に収穫できる実は先に収穫してから散布しましょう。

1
収穫できる実を先に採る
きゅうりの収穫サイズの実、赤くなったトマトは散布前に収穫。3日間は収穫できないので忘れずに。

2
石ナスの実を撤去する
硬く萎びた実はそのままにしておいても回復しない。株のエネルギーを無駄にしないよう早めに取り除く。

3
全株に散布する
茎・葉の裏・葉の表、全体にしっかり吹きかける。ナスだけでなきゅうりとトマトにも予防散布。

4
3〜4日後に再散布する
卵には農薬が効かないため、1回で終わらず2〜3回繰り返すのが大切。

💬 クロロより
株自体は花も咲いていて生命力はあります。害虫を早く抑えれば必ず回復します。石ナスは「授業料」として割り切り、次の着果に期待しましょう!

🍅
散布前にアイコトマトを初収穫!

農薬散布後は3日間収穫できません。赤くなっていたアイコトマトは先に収穫することにしました。

色づいたアイコトマト

ツヤツヤのオレンジ色。アイコらしいふっくらした楕円形に仕上がっています。バルコニーで育てたとは思えないほど立派な一粒です。

💬 クロロより
赤くなったトマトはもう十分です。室内に置いておけばさらに甘みが増しますよ。散布後3日間は収穫できないので、今のうちに採っておくのが正解です!

💊
ベニカXファインスプレーで散布完了

カインズホームで見つけた1000mlの大容量タイプ(980円)。ラベルには「アブラムシ・ハダニ」の文字がしっかりあり、今回の二大害虫にぴったりの一本です。

ベニカXファインスプレー

葉の裏側を中心に、茎・葉の表とまんべんなく散布。「葉から垂れてくるくらい」しっかりかけました。ハダニとアブラムシは葉の裏に潜んでいるので、裏側への散布がポイントです。

散布のポイント3つ
① 葉の裏側にしっかりかける
② 風のない時間帯(朝か夕方)に散布する
③ マスクをつけて吸い込まないようにする

1回では終わらない!
卵には農薬が効きません。3〜4日後にもう一度散布して、孵化したものにも効かせるのが大切です。

📋 今回のまとめ
  • ナスの実が黒くシワシワ→石ナスと判明、2個撤去
  • 石ナスとボケナスは別物。石ナスは「育たなかった」、ボケナスは「育ちすぎた」
  • 葉の裏に黒い点々→黒アブラムシを発見
  • 茎の星形の白跡→ハダニの痕跡と判明、密度が高く農薬対応へ
  • 散布前にアイコトマトを初収穫。室内で追熟させる
  • ベニカXファインスプレー1000ml(980円)で全株に散布完了
  • 3〜4日後に再散布予定。卵から孵化したものにも効かせる

次回は再散布後の経過報告をお届けします。
ナスよ、負けるな!🍆


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